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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2017年01月31日

ICT推進セミナー

今日は仙台で開催された、自治体向けICTセミナーに参加、勉強してきました。














ICTは「Information and Communication Technology
(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー)」
の略語で日本では「情報通信技術」と訳されています。


全国の自治体でも議会にICTを取り入れるところが増えてきました。


まだ黎明期ですが、今後は急速に普及していくと思われます。



実際にソフトの操作性を体験してきましたが、
思っていた以上に使いやすくて、活用できそうだなと感じました。


資料のページ移動がまるで実際にペーパーをめくるようにできる感じがすごかったですね。






そして特殊なペンを使って加筆やアンダーライン、
蛍光ペンでの線引きもできるし、付箋機能もある。





なかなかいい感じでした。





議会への導入にはまだまだ課題もありますが、
いいものは他に先駆けて取り入れていくべきだと感じました。




  

Posted by 五十嵐かずひこ at 23:19Comments(0)

2017年01月28日

友好都市東京都新島村に視察へ


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新島村とのかかわりは、羽黒山中興の祖天宥法印が新島に流島された約340年前に遡る。

天宥法印は、一山再興のため尽力されたが、改革に不満を持つ衆徒からあらぬ罪をきせられ
新島に流罪となり、81歳の生涯に幕を閉じた。


昭和13年に、天宥法印の墓所が確認されて以来、
46年間にも及ぶ墓参講が始まり、この墓参講が契機となり、
昭和59年に旧羽黒町と友好町村盟約を結んだ。


盟約締結後は、各種交流事業を通して、友好の輪が広がり、
さらに、信頼の輪が重なり、ともに学び合える関係を築いている。


    ーーー以上、鶴岡市ホームページより転載ーーー
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1月25日に友好都市である東京都新島村へ、初めて行ってきました。

実は24日にいく予定だったのが、雪のために羽田行きの飛行機が欠航となってしまい、
慌てて旅行者さんと連絡を取り、なんとかスライドして翌日に行くことができました。


新島へは、調布飛行場から飛行機で30分くらいで到着。





空港では青沼村長にもお出迎え頂きました。






新島村では国の再生可能エネルギー導入のモデル地域としての採択を受けて、
太陽光と風力による蓄電池制御等実証モデル事業に取組んでいます。



村役場で担当課長から事業についての説明を受けた後、
実際にソーラー発電施設と風力発電施設を視察して
担当技術者の方から詳しく説明して頂きました。














ざっくりとその事業の内容を説明すると、
ソーラー発電も風力発電も、課題は不安定なこと。


ソーラーの場合、曇りや雨だと発電量が減り、
風力発電も風が弱くなると同じく発電量が減ってしまう。



そこで、天候を予測することで、効率の良い発電・蓄電をコントロールして
再生可能エネルギーの活用比率を少しでも上げていこうという実験を実施しているとのこと。






鶴岡市のエネルギー計画にも大いに参考にしていきたいと感じました。




視察が終わった後に、友好都市のきっかけになった
天宥法印和尚のお墓参りもしてきました。







新島村の皆様にきれいに管理して頂いていることが
よくわかりました。


新島村の皆さまには心から感謝したいと思います。





  

Posted by 五十嵐かずひこ at 15:13Comments(0)

2017年01月22日

スルメイカ漁が壊滅的な不漁・・・

昨日のYahooニュースに気になる記事があった。

2016年の道南のスルメイカ漁が、壊滅的な不漁であったというニュース。





これは山形県の漁業にとっても大きな影響があった。


実は山形県漁協の昨年の生産額が、
比較的好調だった2015年の30億を更新して
36億円を超えたという嬉しい話題があった。

ところが、その内容をみると増加分の生産額のほとんどは
道南のイカの不漁による価格の高騰が、山形県のイカの価格にも反映した結果と言える。


生産額のアップは嬉しい事実なのだが、
手放しでは喜んでいられない。


悪影響も出始めている。


上のグラフを見ても解るが、イカの値段が急騰している。


キロあたり300円前後だったものが800円まで跳ね上がっている。


鼠ケ関の特産でもあるイカの一夜干しにもその影響が出始めている。






これまで1枚が400円ほどだったイカの一夜干しの値段が
鼠ケ関でも昨年末に、1枚600円にまで高騰してしまった。



消費者にとってもこれは痛いし、売る側としても
売りにくくなってしまった。


このままでは鼠ケ関の6月のイベントとして定着している
イカまつりの開催も危ぶまれている。


この異常なスルメイカの不漁が一時的なものであって、
早い時期にまた安定した価格に戻ってくれることを祈るばかりだ。





  

Posted by 五十嵐かずひこ at 14:34Comments(0)

2017年01月16日

真実の歴史

早いもので1月も半ばになり、日本は大寒波の襲来により、
各地で大雪の被害が出始めています。


庄内でも降りましたね〜
今朝の鶴岡市内では雪による交通渋滞が各所で発生したようです。
車の運転には皆様、十分にご注意ください。


悪天候の日は、出かけるのを控えて読書に勤しむのも悪くありません。


詠みたくて買ってしまった本も増える一方なので、
今日は久しぶりにじっくりと読書。


今読んでいる本はこちら

     ↓





高橋洋一氏はデータ分析・統計から導きだされた結果を基に
これまで・これからの経済を語っています。

そのため、過去の事例についてはモデル化されていて理解しやすく、
将来の予測については定量的で説得力があり、
予想が当たる打率も良い、日本ではめずらしいまともな経済学者だと思います。


この本のプロローグの中から少し抜粋して
ほとんどの人が間違った認識をしている点を
紹介したいと思います。


⑴高度経済成長は通産省の指導のおかげ → 間違い

城山三郎の小説「官僚達の夏」がベストセラーになり、
ドラマ化されたりしたので、私もそうだと思っていましたが、
これは間違った認識でした。

実際には、産業政策が効果を上げたことなどほとんどなく、
通産省の業界指導は役に立たなかったのです。

むしろ、通産省に逆らって四輪車に参入した
本田技研工業のような企業が戦後日本の発展を支えてきました。

戦後の日本産業を引っ張ったとされる
ホンダ、トヨタ、パナソニック、ソニーなどが
通産省の指導で伸びたと思っている人はほとんどいないとのこと。

高度成長を支えたのは主に為替要因です。

1ドル=360円の圧倒的に有利な為替レートが
輸出産業と高度成長を支えてきたのです。




⑵1ドル=360円時代は為替に介入していない → 間違い


昔は1ドル=360円の固定相場制でした。

私も間違って認識していたのですが、
固定相場制というのは、放っておいても
為替レートが維持される制度ではありません。

実は1ドルが360円から前後しそうになったときには、
日本政府が猛烈に為替介入をしていたのです。

決められた為替レートを維持するために
介入し続けるのが固定相場制だったのです。

多くの場合、円高に振れないように
ドル買い介入が行なわれました。

そのために、円を刷る必要があり、
結果として、日本国内はインフレに向かっていったのです。




⑶狂乱物価の原因は石油ショックだった → 間違い

1973年から起こった「狂乱物価」の原因が
石油ショックにあると思っている人が多いが、
これは理由の一つにすぎませんでした。

実は、その前からすでに物価は急上昇していたのです。

ちょうど固定相場制から変動相場制に移り変わる時期で、
為替維持のためにマネーが大量に市中に供給されたため、
物価が上がったことが主因でした。

石油ショックはそれを強めてしまっただけににすぎません。



⑷「プラザ合意」以降、アメリカの圧力で政府が円高誘導するようになった → 間違い


1985年の「プラザ合意」で、日本は「円高を呑まされた」と
信じている人もよく見かけます。

ちょうどレーガン大統領の「レーガノミクス」と呼ばれる
経済政策を打っていましたが、対日貿易赤字が
あまりにも大きかったため、国際的に圧力をかけて
円高・ドル安に「誘導した」というのです。

「円高になった」のは事実ですが、「誘導した」というのは間違いです。

1973年2月から制度上は変動相場制になりましたが、
その裏で大蔵省(現財務省)は「ダーティ・フロート」と
呼ばれる為替介入を続けていました。

プラザ合意までは裏の介入で円安誘導されていた状態だったのです。

プラザ合意以降、そうした介入をやめて、
為替レートを市場に任せる、「本当の変動相場制」にしたのです。



⑸バブル期はものすごいインフレ状態だった → 間違い


「バブル期はどんどん物価が上がった。すごいインフレ状態だった」
というイメージを持っている人も多いでしょう。
確かに株価や土地の価格はどんどん上がっていました。


しかし、実は一般物価の上昇率は、ごく健全な物価上昇率であって、
「ものすごいインフレ状態」とは、とてもいえない数字です。

バブル期に異様に高騰していたのは、株式と土地などの
資産価格だけだったのです。


バブル期の実態は「資産バブル」でした。


ところが、日銀はバブルの状況分析、原因分析を
正しくできず、金利を引き上げて金融引き締めをしてしまいました。



資産バブルの原因は、金融面ではなく、
法の不備をついた「営業特金」や「土地転がし」などによる
株や土地などの回転率の高さだったのですが、
日銀は原因分析を間違えて、利上げと言う策をとりました。


回転率の高さによって起こった「資産バブル」に対しては、
利上げは効果を持ちません。


一方で、このトンチンカンな利上げによって
叩き潰されたのが、健全な一般物価でした。


以降、日本は深刻なデフレが進み、
「失われた二十年」を経験することになったのです。








  

Posted by 五十嵐かずひこ at 14:44Comments(0)

2017年01月02日

明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます。


2017年のお正月は雪も無く、比較的穏やかな新年になりました。


元旦は親戚の年始回りで昼から粕漬け状態。


今日、二日は地元の厳島神社にお参りして、
そのまま善寶寺へ初詣。


数えの61歳ということで、還暦のご祈祷をして頂きました。





2017年は激動の一年になりそうな予感も。


一日一日を大切に頑張って活動していきたいと思います。



本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!



  

Posted by 五十嵐かずひこ at 20:10Comments(0)
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プロフィール
五十嵐かずひこ
五十嵐かずひこ
鶴岡市鼠ケ関で生まれ育つ。
平成25年11月から鶴岡市議会議員となる。
これまで経験したことのない人口減少社会。
地方の抱える課題は特に深刻だ。
その中で、持続可能な地域の実現を目指して、
出来る事を確実に一歩ずつ進めていきます。