2020年03月28日
3月定例会で付帯決議を提出!
令和2年度の予算審議という一年のうちでも最も重要な3月定例会が3月25日に最終日を迎え、新年度予算が無事に承認された。

但し、予算案の商工費の中で疑問に思う部分が見つかり、
最終日の本会議で私と、他会派の産業建設常任委員の4名の連名で付帯決議を提出し、
全会一致で承認された。
その経緯を少し説明すると、
16日に開催された予算特別委員会産業建設分科会での
所管する予算項目に対する当局への質疑の中で、
同じ観光地の公衆トイレの整備を目的とする予算が
善寶寺公衆トイレと羽黒山随神門前公衆トイレと一緒に出てきており、
片方は補助金として支援する形での予算がついており、
一方は市の事業として市の単独予算が付いていた。
予算規模も後者の方が前者の4倍となっており、
その違いについて整合性が取れているのかとの質問に対して、
善寶寺の公衆トイレは民間が民間の土地に整備するものであり、
羽黒山の方は市の土地に市が整備するものである、との答弁であった。
その場では委員も上記の答弁に納得して承認したのだが、
羽黒庁舎産業建設課長の答弁の中に、
「一部民間の土地を借りて整備する」との内容があり、
少し気になった委員が後日、羽黒庁舎に確認に行ったところ、
我々との認識とは異なった計画案であったことが判明した。
すぐに産業建設常任委員に集まってもらい協議した結果、
このまま通すのでは整合性という点で疑問が残るということで、
直前に各会派間で調整し、付帯決議案を作成し、
14日の予算特別委員会で提出、可決され、
15日の本会議でも提出、可決されたものです。
最終日の議会の様子が画像で見ることができます。
付帯決議の内容は下記の通りです。
************************************
議第4号 令和2年度鶴岡市一般会計予算に関する附帯決議
令和2年度鶴岡市一般会計予算のうち7款1項4目観光費の中で、「随神門前ポケットパーク・公衆トイレ整備工事費」に関わる歳入・歳出の予算について、予算特別委員会産業建設分科会における委員質問に対する当局の答弁が不十分なものであった為、分科会出席委員が内容について誤解したまま採決に至った。その後の委員による調査で市の単独事業としては市有地と民有地の使用割合という点で疑問に思える事実が明らかになった。よって事業計画実施に当たっては下記の事項について十分留意したうえで予算執行するように求めるものである。
記
1.同時に提案された善宝寺「観光地公衆トイレ整備費補助金」との整合性をしっかりと説明できるように本事業計画を作成し予算執行をすること。
2.委員調査による疑問点を解消するために、土地の無償譲渡あるいは交換、設計変更等必要な処置を迅速に実行すること。
以 上

但し、予算案の商工費の中で疑問に思う部分が見つかり、
最終日の本会議で私と、他会派の産業建設常任委員の4名の連名で付帯決議を提出し、
全会一致で承認された。
その経緯を少し説明すると、
16日に開催された予算特別委員会産業建設分科会での
所管する予算項目に対する当局への質疑の中で、
同じ観光地の公衆トイレの整備を目的とする予算が
善寶寺公衆トイレと羽黒山随神門前公衆トイレと一緒に出てきており、
片方は補助金として支援する形での予算がついており、
一方は市の事業として市の単独予算が付いていた。
予算規模も後者の方が前者の4倍となっており、
その違いについて整合性が取れているのかとの質問に対して、
善寶寺の公衆トイレは民間が民間の土地に整備するものであり、
羽黒山の方は市の土地に市が整備するものである、との答弁であった。
その場では委員も上記の答弁に納得して承認したのだが、
羽黒庁舎産業建設課長の答弁の中に、
「一部民間の土地を借りて整備する」との内容があり、
少し気になった委員が後日、羽黒庁舎に確認に行ったところ、
我々との認識とは異なった計画案であったことが判明した。
すぐに産業建設常任委員に集まってもらい協議した結果、
このまま通すのでは整合性という点で疑問が残るということで、
直前に各会派間で調整し、付帯決議案を作成し、
14日の予算特別委員会で提出、可決され、
15日の本会議でも提出、可決されたものです。
最終日の議会の様子が画像で見ることができます。
付帯決議の内容は下記の通りです。
************************************
議第4号 令和2年度鶴岡市一般会計予算に関する附帯決議
令和2年度鶴岡市一般会計予算のうち7款1項4目観光費の中で、「随神門前ポケットパーク・公衆トイレ整備工事費」に関わる歳入・歳出の予算について、予算特別委員会産業建設分科会における委員質問に対する当局の答弁が不十分なものであった為、分科会出席委員が内容について誤解したまま採決に至った。その後の委員による調査で市の単独事業としては市有地と民有地の使用割合という点で疑問に思える事実が明らかになった。よって事業計画実施に当たっては下記の事項について十分留意したうえで予算執行するように求めるものである。
記
1.同時に提案された善宝寺「観光地公衆トイレ整備費補助金」との整合性をしっかりと説明できるように本事業計画を作成し予算執行をすること。
2.委員調査による疑問点を解消するために、土地の無償譲渡あるいは交換、設計変更等必要な処置を迅速に実行すること。
以 上
Posted by 五十嵐かずひこ at 14:48│Comments(0)