コロナ感染症対策の真実
ここにきてコロナの感染拡大が連日報道されている。
確かに感染は広がっている。
が、新聞テレビの報道の仕方にも大いに問題がある。
使っている数字の使い方がおかしい。
新規感染者数を大きく取り上げているが、
重傷者数や死亡者数については累積数を取り上げて発表している。
本来であれば重傷者や死亡者数についても新規のものを使うのが普通だ。
わざわざ国民の不安を煽るような数字を意図的に使っているとしか思えない。
コロナ対策については、新聞テレビでは報道しない大きな問題がたくさんある。
その中でも最もひどいと思われる事を紹介したいと思う。
コロナ対策の方法は二通りある。
医療体制の拡充と感染防止のふたつだ。
実は政府は一年以上も前に医療体制の拡充のために1兆5千億円もの予算を準備している。
コロナ対策で政府ができることはお金を準備することしかできないので、そこはしっかり対応していたのだ。
にも拘らず、その大規模な予算がほとんど使われていない。
予算がついてるのに使わないというのは普通ではあり得ない。
大きな理由は医師会の意向だ。
医療拡大は医師会にとっては不都合な事になる。
自分たちの利益が損なわれるからだ。
その医師会の意向を忖度して厚労省も医療体制の拡充に全く取り組もうとしなかった。
野戦病院のようなものが整備され、患者受け入れ数を拡充していれば、
医療逼迫を回避することができて、結果として緊急事態宣言などする必要もなかったはずだ。
そのことによって大きな被害を受けているのが観光業や宿泊業、飲食業だ。
まったく酷い話だ。
おそらく当初から厚労省と医師会の間で、
コロナ対策は感染防止中心でという話ができていたのだろうと考えられる。
極端な言い方をすれば、医師会の利益を守るために飲食業・宿泊行を中心にした国民が、
大きな打撃を受けてしまったことになる。
そんなことは新聞もテレビも一切報じない。
これには大きな怒りを覚える。
こういう真実をもっと多くの国民に知ってもらいたいのだが、
この国の新聞テレビ等のマスコミは、国民の不安を煽ることに夢中で
一切報道しようとしない。
ほんとうに残念だし腹立たしい。