子年のジンクス

五十嵐かずひこ

2020年01月20日 23:47

遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。

12月、1月は役職がらみの予定が想像以上に多く、
バタバタとあっという間に時間が経ってしまいました。


こんな状態がまだまだ続きそうです。


さて、今年は子年。


私の地元、鼠ヶ関でも子年記念事業に取り組んでいます。



今日から通常国会も始まりました。


ニュースでは初日から、議員の公職選挙法違反や、IR疑惑、桜を見る会など、
政権にとってマイナス部分が必要以上にクローズアップされています。



もっと重要な協議事項がたくさんあると思うのだが、
そちらはほとんどマスコミは取り上げない。


残念なことです。



ところで、子年の政治ジンクスをご存知でしょうか?

今年は「子(ね)年」で東京五輪も開催されます。
政界のジンクスでは、子年と日本での五輪開催年には政変が多いとされています。


戦後の子年をみてみると、
1948年に片山哲首相から芦田均首相、芦田首相から吉田茂首相へ、
1960年には岸信介首相から池田勇人首相、
1972年には佐藤栄作首相から田中角栄首相、
1984年には首相交代がなかったが、
1996年に村山富市首相から橋本龍太郎首相、
2008年に福田康夫首相から麻生太郎首相と、
6回中5回も首相交代がありました。


日本開催の五輪年では、前回の東京五輪の1964年に池田首相から佐藤首相、
札幌五輪の72年に前出の佐藤首相から田中首相、
長野五輪の98年に橋本首相から小渕恵三首相と、
3回とも首相が交代している。

戦後75年間で首相は28人なので平均すれば2年半程度で交代しているが、
それにしても、子年と五輪年での首相交代の確率は偶然としても高いと言えます。


日本の先行きはかなり不安定な状況と言えるでしょう。


個人的にはジンクスが外れることを祈ります。