国債の真実

五十嵐かずひこ

2017年07月18日 22:21

今読み始めた本、高橋洋一著:「国債の真実」







国債について、そういえばよく理解していないことに気付いて、
ちょうど発売になったばかりの本書を買って読んでいます。



まだ読み始めたばかりだが、おそらく国民のほとんどが知らないであろう事実が書いてあったので、みんなにも紹介したいと思います。



民間金融機関の当座預金には利息はつかないということは、
みなさんも知っていると思います。



日本銀行にも当座預金があって、これは民間金融機関が法定準備金として、
ここに預金しているのですが、先頃のマイナス金利政策によって、
法定準備金を超える部分には逆に利息がつくことのなりました。


ところが、マイナス金利政策が導入された依然の部分については
マイナス金利は適用されません。

それどころか、白川日銀総裁時代に、この当座預金に0.1%の利息を付けてしまっていたのです。


これはどう考えてもおかしな政策です。


これによって民間金融機関には、毎年2,000億を超える利息が支払われているのです。


民間金融機関は何も仕事をしないで、2,000億円ものお金を受け取っているのです。


これは当時の白川総裁が、金融機関を擁護するためにとった政策であり、
直接的な言い方をすれば、金融機関にいい顔をしたかっただけなのでしょう。



こういう不都合なことは、ほとんどメディアは報道しません。



日本のメディアは、官僚に都合の悪い事実はまったく報道しないのです。


官僚に 100%管理されていると言ってもいいでしょう。