誤った経済政策は人を殺す・・・

五十嵐かずひこ

2017年07月12日 00:08

今、読んでいる本、
数量分析家でもと財務省官僚、現嘉悦大学教授の高橋洋一氏の著書、
「数字・データ・統計的に正しい日本の針路」







この本から気になる項を紹介します。


かなり衝撃的な項目です。




●「誤った経済政策は人を殺す」

過度な緊縮財政は人々の健康を害し、
その結果、死亡率を高めることも知られている。


また、金融政策は失業率に影響するが、
失業率の変動は自殺率にも関係する。



結果として、金融政策は人を生かしも殺しもする。


民主党政権は財務官僚に牛耳られて、
まったくの緊縮政策だった。


その結果、雇用者数は激減した。

民主党時代の3年間の平均自殺者数は、
年に28,300人。


その後の安倍政権での2年間は、年に25,200人。


金融緩和政策によって3千人の命が救われたことになる。



金融政策は雇用対策だということを理解している政治家が少な過ぎる。



マスコミもまったく理解していないから、記事にしない。


これが日本の大きな不幸だ。