鶴岡市出身の偉大なる評論家
鶴岡市出身の英語学者・評論家で上智大名誉教授の渡部昇一(わたなべ・しょういち)氏が
17日午後1時55分、心不全のためお亡くなりになりました。
渡部氏は、昭和5年、山形県鶴岡市生まれ。
上智大大学院修士課程修了後、独ミュンスター大、英オックスフォード大に留学。
帰国後、上智大講師、助教授をへて教授に。
専門は英語学で、「英文法史」「英語学史」などの専門書を著しました。
48年ごろから評論活動を本格的に展開し、
博学と鋭い洞察でさまざまな分野で評論活動を展開。
51年に「腐敗の時代」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
同年に刊行された「知的生活の方法」は、読書を中心とした
知的生活を築き上げるための具体的方法を論じ、
100万部超のベストセラーとなりました。
安倍首相もFaceBookで、渡部氏への哀悼の意をアップしています。
鶴岡市の生んだ偉大なる評論家、
渡部昇一氏のご冥福を心よりお祈りいたします。