ふるさと回帰支援センター

五十嵐かずひこ

2017年02月10日 23:43

今日は東京有楽町の交通会館内にオフィスを構える、NPO法人 ふるさと回帰支援センターにお邪魔させて頂きました。














当センターの代表理事である高橋 公氏に、センター業務の概要と現況について、丁寧に説明して頂きました。



いちばん驚いたのはこのオフィスの家賃!
年間で一億円を超えるとのこと!
東京は凄いですね。



UJIターンの最近の動向についても、各データを表に現した資料で説明して頂きました。



政府のまち・ひと・しごと創生戦略の効果もあって、10年前と比べると移住の相談件数は激増して、10倍にもなっているとのこと。

しかも近年は、働き盛りの若い世代の相談者が増えているとのことでした。


相談件数は月に3千件を超えることもあるそうです。


ただ、希望者は増えているものの、受け入れ側の体制がまだ不十分だとのこと。


そこに課題があるようです。


受け入れる側の支援体制がしっかりしていれば、移住者数はまだまだ伸びるとのこと。



鶴岡市はかなり人気も高いとの嬉しい言葉も聞かせて頂きました。



ただ、残念だったのは、山形県が移住希望ランキングで、2010年には最高5位まで上がっていたのに、2013年以降は20位以下に下がってしまったこと。


以前の斎藤知事さんは、上京するたびにセンターに顔を出して、状況を聞きに来ていたそうですが、最近はほとんど来ていないとのこと。



現場の窓口と顔を繋いでいるといないとでは、やはり結果も違ってくるようです。



受け入れる側の体制づくりをもう少し頑張らないといけないなと、改めて感じました。