スルメイカ漁が壊滅的な不漁・・・

五十嵐かずひこ

2017年01月22日 14:34

昨日のYahooニュースに気になる記事があった。

2016年の道南のスルメイカ漁が、壊滅的な不漁であったというニュース。





これは山形県の漁業にとっても大きな影響があった。


実は山形県漁協の昨年の生産額が、
比較的好調だった2015年の30億を更新して
36億円を超えたという嬉しい話題があった。

ところが、その内容をみると増加分の生産額のほとんどは
道南のイカの不漁による価格の高騰が、山形県のイカの価格にも反映した結果と言える。


生産額のアップは嬉しい事実なのだが、
手放しでは喜んでいられない。


悪影響も出始めている。


上のグラフを見ても解るが、イカの値段が急騰している。


キロあたり300円前後だったものが800円まで跳ね上がっている。


鼠ケ関の特産でもあるイカの一夜干しにもその影響が出始めている。






これまで1枚が400円ほどだったイカの一夜干しの値段が
鼠ケ関でも昨年末に、1枚600円にまで高騰してしまった。



消費者にとってもこれは痛いし、売る側としても
売りにくくなってしまった。


このままでは鼠ケ関の6月のイベントとして定着している
イカまつりの開催も危ぶまれている。


この異常なスルメイカの不漁が一時的なものであって、
早い時期にまた安定した価格に戻ってくれることを祈るばかりだ。